■23日秋分の日は、陰陽が+-0 これからは『乾姜』がいいんです

23日は秋分の日。

陽の気と、陰の気がちょうど、+-0の日。
ここから、陰の気が増えていくのだそうだ。

 

春分はその逆。
夏至と冬至は、陽と陰が極まった日。そこから減っていく。

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< 「東洋医学のすべてがわかる本」(ナツメ社)より 四季と1日の陰陽変化の図 >

 

 

日本古来の暦は、ちゃ~んと、と教えてくれている。
すごいよね。

これから陰のほうが増えますよ。
寒い時期ですよ、って。

だから、来月は秋分だなと思ったら、そろそろ、陽から陰に変わる準備を心する。

そういう、季節の節目に合わせた行動を取っていると、不調にもなりにくい。

 

 

私は、皆なぜか夏の名残って、引きずる感じがしている。
冬が終わったら、サッサと春支度するくせに、夏は短くて名残惜しいのか、
いつまでも涼しい格好してたり、
いつまでも冷たい夏の食事してたり。

 

早くから厚い服着てると、早すぎって思われる傾向ないですか?
私だけの感想かな~??

 

 

今年も、8月の末に、かき氷の特集やっていて、驚いた。
きっとブームに乗って、特集くんじゃったから、急に涼しくなったのに、追い付かなかったのかもしれないけど。

 

だからと言って、それに乗って、一緒にかき氷なんぞ食べてたらダメです。
えっ? かき氷なんて食べてませんよって?
そうですか?
今でも、アイスコーヒーとか、ガンガン氷入れて飲んでませんか?
おんなじことですよ。

 

あっ、気候次第だから、暑い地域や暑い日ならいいけど。

 

ちゃんと、自分の身体の様子を観察して、暑いのか、寒いのか、汗ばんでるのか、乾燥してるのか。
それに対応した、服装や食事を気を付けましょう。

 

 

あれがいい、これがいい、TVや雑誌の文句に踊らされないでくださいね。

他人ではなく、自分の感覚を大切に。

 

 

暑がりな人も、寒がりな人もいます。
人と違っていてもいいんです。

生まれ持った体質も違えば、育ってきた地域も違う。
今住んでいる場所の気候や部屋の温度も、食べてるものや、運動の量、仕事の内容、ストレスの度合いも関係します。

だから、今日のあなたが、来年の同じ季節に同じとは限らない。

自分の感覚は、自分しかわかりません。
自分管理は自分が責任者です。

 

 

 

そうそう、この間の中医学で教わったこと、1つ。

生姜は体を温める、って、言われますが、そうではないですよって。

 

ええっ?
よく聞きますよね、生姜は体を温めるって。
でも、冷やすって説も聞いたことあります、私。
どっち?

 

実は、生姜は、辛味成分なので、寒気を感じるような風邪の初期症状に発汗を促し、熱を取ってくれます。
ですので、身体を温める作用はありますが、熱もないときに摂りすぎると、発汗作用で、逆に身体を冷やすことになります。

運動して、汗かいて、放っておくと、寒い季節には冷えますよね。
そういうことが、運動後みたいに、汗!って感じじゃないからわかりにくいけど、実はひそかにおきています。

 

 

身体を温めるのにいいのは、『乾姜』。
干した生姜。

熱を入れて、干したものです。
干したものは、熱をため込んでいるので、身体を温めてくれます。

 

 

そして、これに、『シナモン』、とってもいい組み合わせです。

アロマオイルの性質としても、温になってます。
マッサージオイルにプラスして使ってもいいですね。

風邪の初期症状に使われる薬「葛根湯」にも、生姜とシナモンが入っています。
これにナツメと葛を加えれば、家庭でも簡単葛根湯の出来上がり。

 

 

そういえば、何年か前に、アーユルヴェーダの勉強してたころ、東京の「ハタイクリニック」に患者としていってみた時、いつも、シナモン&ジンジャーのお茶が出されたのを思い出しました。
夏でも出されていたのは、冷えの人が多かったからなのかしらねぇ?

 

 

 

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